日々是好日(にちにちこれこうじつ)

皆さん、こんにちは。
かなえるリハビリ訪問看護ステーション大阪市営業所
理学療法士の西中です。

4月7日に緊急事態宣言が発表され、まだまだ落ち着かない日々が続いています。ニュースを見れば感染者数の増加など悲しいニュースが多く、気分が滅入りやすい状態ですよね。

なにか出来ることをしたい気持ちにはなりますが、今一番私たちにできること、そして一番するべきことは感染を広げないために STAY HOME(お家にいようね)活動 という事で、我が家でも日々、家にいながら出来ることでの気分転換をはかっています。

皆さんはどんな事をして、家での気分転換をはかっていますか?

我が家では運動不足解消のストレッチや筋トレ、料理の新メニューへの挑戦、新しい知識を得るための勉強や映画鑑賞など、夫婦で色々と楽しんでいます。

今回はその中でも面白い発見があった、映画のお話をさせていただきます。

観た映画の題名は『日々是好日(にちにちこれこうじつ)』エッセイストの森下典子さんが茶道教室に通った、25年間の日々を綴った小説が映画化された作品です。魔法のような非現実なことが起こるわけでも、突拍子もないことが起こるわけでもなく、私達が生活しているような日常の出来事が描かれています。茶道を軸に一人のおっちょこちょいな女性・典子が大人になっていく日々を描く物語で、日本の四季を感じることができる構成となっています。

まず、私は茶道を習った経験がないので、動作にそんな種類があるのか?や、夏と冬でのお茶の違いや、道を極めるということの世界観に触れれる楽しさがありました。また日本の四季を肌で感じることができるような映像にも感動できるので、そこもひとつの見所だなぁと感じました。

そんな中、一番面白いなと思ったのは、この題名の『日々是好日』という言葉、その考え方です。

この言葉は中国の禅師の方が禅の悟りの境地を表した、最高の言葉と言われているそうです。この言葉にはいろいろな解釈があり、以下は私の解釈も入っているので、全てが正しいわけではないかもしれませんが・・

文字通りの 毎日いい日が続いて幸せだ という単純な意味ではなく、どんな悲しいことがあっても、どんな嬉しいことがあっても、毎日をただひたすら、ありのままに一生懸命生きていれば、それは全てが好日なんだ!

なにか悲しいことがあっても、嫌なことがあっても、よし乗り越えてやるぞ!という気持ちの持ち方。

日々の一瞬一瞬を、精一杯生きることで、何気ない日常に幸せを感じる事の大切さ。

『日々是好日』とはそんな考え方の事なのではないか、と私は捉えました。

この考え方に最近の現状を当てはめてみると、

当たり前のように、家で夕ご飯を作って、家族と一緒に顔をつきあわせながら「美味しいね」と言い合える瞬間や、昨日まではなかった、家にある観葉植物に花の蕾が咲いている事を発見した瞬間や、訪問に行かせていただいたお家で、ご利用者さんと「お互いに体調に気をつけて乗り越えましょう」と励まし合う瞬間にとても有り難い事だな、とても幸せな事だなと、より一層感じるようになりました。

悲しいニュースばかりじゃないな、自分の周りに嬉しい事が沢山あるなという気付きは、自分に余裕を与えてくれます。

去年の4月には今の日本のようになっているとは、全く想像もしておらず、日々これからどうなるのか?と不安になることが多い現状ですが、そんな今だからこそ、私は余計にこの『日々是好日』という力強い考え方が大切なんではないか、と感じています。

皆さんの最近あった良い気づきや、面白い出来事はなんですか?

一度考えてみると、私のような良い発見があるかもしれません。よければ一度、お試しくださいね。

拙い文章を最後まで読んでいただき、本当に有難うございます。

この一ヶ月と少しの自粛の成果が、今後の感染者数の減少につながると信じて、みんなで頑張っていきましょう。

理学療法士 西中

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