『VRゲーム』で歩行能力が向上するかも!?

こんにちは。作業療法士の竹島です。

10月になって急に肌寒くなってきましたね。窓を開けて寝ると寒いくらいです。
季節の変わり目に風邪をひかないように注意します。

早速ですが、今回ご紹介したいのは、『VRゲーム』の研究についてです。

そもそもVRって?と思われる方いらっしゃると思います。
VRは「Virtual Reality(バーチャルリアリティ)」の略で、「人工現実感」や「仮想現実」と訳されています。

VRゴーグルをつけると視界の360°が覆われて、現実であるかのような仮想現実を体験できます。

この『VRゲーム』の大きな特徴は、コントローラーと頭の動きに合わせて、映像がリンクして動いてくれることです。

例えば、ボクシングのゲームをしているとすると、左に首を傾ければ、映像も斜めになってパンチを避けてくれ、右手のコントローラーを前に出せば右ストレートを打ってくれます。このことによって、ゲームをしているのに、まるで現実にいるように感じることができのがVRゲームの特徴です。

では題名の「VRゲームで歩行能力が向上するかも」とはどういうことなのか。

人は歩いている時に、たくさんの障がい物を見つけては回避することを繰り返しています。前からくる人や猛スピードの自転車、電柱などたくさん避けなければいけませんよね…

私たちは無意識に歩いていますが、バランス等の障害により、高齢者の方や脳卒中の後遺症をお持ちの方、パーキンソン病の方は歩くことに意識を向けなければなりません。
そこに何か物をよけるなど、他のものに意識を向けるという課題が加わると、歩くことへの意識がおろそかになり、足が出にくくなると言われています。

なので、歩くには“課題を認識して、動作に移す”練習が必要になります。

そこで、「VRを使ってその練習ができないか」と、研究が行われており、実際に廃用症候群の方や脳卒中の方への効果があると報告されています。
現在、弊社でもパーキンソン病の方を対象に研究を進めています。

楽しくゲームをして、うまく歩くことができれば良いですよね。

作業療法士 竹島

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