ご自宅の環境、見直してみませんか?

こんにちは。
かなえるリハビリ訪問看護ステーション西エリア、理学療法士の越中です。

今回は転倒予防についてご紹介させて頂きたいと思います。
内閣府が公表している「令和3年版高齢社会白書(全体版)」によると、介護が必要になった主な原因として、骨折・転倒は全体の13.0%で、認知症、脳血管疾患、高齢による衰弱に次いで4番目となっています。

転倒の要因には大きく分けて2つあります。
まずひとつは内的要因です。
内的要因としては加齢による変化、身体的疾患、薬物の影響があり、筋力の低下やバランス能力の低下、視覚や聴覚など感覚器機能の低下などが挙げられます。
もうひとつは外的要因です。こちらは物的環境が挙げられます。
今回はこの物的環境について、もう少し詳しくご紹介させて頂きたいと思います。

家の中には転びやすい危険がたくさんあります。合言葉は「よいじゅうたく」です。
・「よ」…良い高さに物を置く
 物を取るとき、しゃがんだり、台に乗ったりすると、バランスを崩しやすくなります。
・「い」…居間の整理で転倒予防
 床の上の小物につまずいたり、避けようとしてバランスを崩したりします。
・「じゅ」…じゅうたんの端はしっかり固定
 じゅうたんやマットの端につま先が引っかかって転ぶことがあります。
・「う」…浮いたかかとの履き物、注意
 スリッパやサンダルは不安定です。
・「た」…段差と床はしっかり区別
 見えにくい段差はテープなどで分かりやすくしましょう。
・「く」…暗い場所には間接照明
 足元が暗いと階段を踏み外してしまう危険が高くなります。

これらの場所では転倒の危険が潜んでいます。
ですが、ちょっとした工夫で改善することができます。


このように、じゅうたんに滑り止めマットを敷いたり、使っていない電気コードを結束バンドなどで束ねたりすることで、滑ったり引っかかったりすることを予防することができます。(※電気コードを使用する際は束ねないでください
他にも靴を履く、階段や段差に目立つ色のテープを貼る、間接照明を置くなども効果的です。
転倒に不安のある方は、一度おうちの環境を見直してみてはいかかでしょうか。

かなえるリハビリ訪問看護ステーション
理学療法士 越中

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