OJT、現場に入って5カ月になりますが、
振り返ってみてどうですか?

宮本:今回に関しては、OJTでの現場教育をシステム見直しから始めたんです。新任型ひとりにつきひとりの教育担当がつくように人選をしたんですが、それぞれ経験もバラバラで得意分野も違います。その中で、方針として統一する部分とそうでない部分を話し合いました。

竹島:OJTに入ってから大変だったことが大きく2点あって、ひとつめが関係者への連絡方法でした。社内の事務・ご利用者さま・外部の機関(医師やケアマネジャーなど)、と連絡先もさまざまで。学校でも習わないことだったので戸惑いだらけだったんですが、宮本さんが近くにいることでとても相談しやすかったです。ふたつめは、技術面です。こちらに関しては、触り方から教えていただいたり、ケースの相談会を設定してもらえたりと、勉強する機会が多くて助かっています。

宮本:新任型と教育担当が集まって、週1で1時間話す時間は確保しています。今のケースの相談を受けたり、その場で手技の練習がはじまることもありますね。あと、引継ぎだけでなく、同行にはたくさん行ってもらうようにしています。

竹島:宮本さん以外と同行することも多いです。その中でも色々なフィードバックをもらえます。

宮本:意図としては、なるべくたくさんのケースや視点を学んでほしいんです。在宅は特に、維持期の方が多いので状態に大きな変化がありません。色々な利用者さまと関わってもらって、視野を広くするのが大切だと思っています。それに、ひとりでケースを持つ前に、先輩を見る機会を多く持てた方が安心できると思いますし。

竹島:6月から自分の担当を2人ずつ持つことになっています。最初の1ヶ月は先輩とふたりで担当し、1ヶ月たつとその利用者をひとりで担当。同時に、担当の利用者さまを2名増やして、そちらは先輩とふたりで担当する――、を繰り返す形です。ケースが増えるとしんどいかな、と最初は思っていたんですが、引継ぎに関してもシステム化されていて安心しました。

宮本:いままで引継ぎの同行は1~3回でしたが、今回から引き継いだ後も1ヶ月は同行するようにしたんです。ひとりで訪問することが一番の不安材料だろうし、こちらとしても実際の姿を見て正確なフィードバックを与えることができます。

竹島:同行があるのは安心ですね。担当の利用者さまについて教育担当が知っていることで相談はしやすいです。

方針としては、
どのように進めていらっしゃいますか?

宮本:方針としては、半年を目処に契約までできるようになることを目標にしています。まだ勉強しないといけないことはたくさんありますが、自分のケースを持って実体験しないとできるようにならないことが多いです。ミスはどうしてもしてしまうものなので、解決策を考えて、自分のミスを共有するようにはしています。

竹島:実体験しないと身に付かないというのは日々実感しています。保険制度についても、座学では一通り勉強しましたが、実際現場に出て全く分かっていないと感じました。あと、スケジュールも変更があった際の管理が難しいです。複数のツールで管理していたので、予定がなくなったのか入ったのかわからなくなっていました。宮本さんに教えていただきツールをひとつにまとめました。

宮本:スケジュールについてもそうですが、先輩の管理方法をマネできるように、他のスタッフのやり方もできるだけ共有しています。あとは、長期的な目線で見る自分の働き方とか、専門職としてのあり方を、一緒に探していきたいと思っています。私自身は1年目にキャパを広げるため、詰め込んでやってきたんですが、今は働き方も変わってますし。

竹島:将来のことを考えると広げた方がいいですよね?

宮本:私はそう思ってやってきたけど、自分含め働き方については意識が変わってきていますし、今は働き方改革等で業務の負荷を調整しながらしていかないといけないと思っています。

勉強会に関しては、
同期同士での開催もあると聞いていますが?

宮本:最初の方は、空いた時間に勉強したことの復習とかしてなかった?

竹島:あれは、研修で習ったことを練習する場を作りたかったんですよ。勉強会は、こんな勉強会が欲しいっていうのを同期と相談して、教育担当や社内の先輩に講師をお願いしたりしています。

宮本:こんな勉強会を設定したいという相談はしてもらいますが、自分でスケジュール調整をすることに慣れる意味も含めて、勉強会とかは主催してもらいたいし、同行も提案してほしいですね。

竹島:あとは、会社で主催しているハンドリングや小児の勉強会には積極的に参加しています。小児の勉強会については、第一人者の方から直接指導いただけるので、すごく手厚いと思います。

宮本:小児の依頼は増えているので、勉強しておくのはいいことだと思います。

竹島:学校では習わないことばかりですが、本当に基礎の基礎から教えていただけるので、わかりやすいです。

教育係と一対一であるこの制度で、
よかったと思う点はどこですか?

竹島:一緒にいる時間が長いので話しやすさはありますし、相談しやすいです。今の僕の得意不得意や、利用者さまの状況を分かってもらっている安心感もあります。

宮本:相談しやすいのはやっぱり、一緒にいる時間が長いからだと思います。新任型はみんなそうですが、なるべく教育担当と会える時間が多いように調整しています。人としての変化を見れるのはいいと思いますね。その場その場で「これができてない」って指摘ばかりするのは違うと思っていて。前後の変化を見て「前よりはできるようになっている」という部分が見えるのは、いいところだと思います。