言語療法の未来に向けて

訪問看護ステーションでの勤務

新卒では、急性期病棟に勤めていました。発症したばかりの人を見ることで、症状を評価する力を身に付けることができるのではと考えたからです。

1年間勤務した後、かなえるリンクが設立される年に知り合いの言語聴覚士(ST)に誘われて転職を決めました。今だからこそ、訪問リハビリはハードルが高いと思いますが、2年目ということもあり、逆に怖さを知らなかったんですよね。笑

友人は病院務めが多かったので、他の皆ができないことを経験できるというのも魅力でした。 入社当時は従業員が30人くらいしかいなくて、和気あいあいと一体感を持って働いていた記憶があります。

新規依頼の件数を日めくりカレンダーのようなもので管理していたんですが、はじめて40件を超えたときに、お祝いでサーティーワンのアイスクリームを揃って食べたりしたのが、すごくいい思い出です。 もちろん、訪問看護ステーション立ち上げの初期メンバーなので、苦労もたくさんしました。

まず、STが最初2人しかいなかったので、訪問地域の割り振りが大変で。土地勘もない中、大正区から大東市に行ってそこから住之江区に移動して、みたいな非効率的な導線で動いていましたね。 正直、今みたいに社内研修がたくさんあるわけでもなかったので、ひたすら自分で勉強しながらついていくしかありませんでした。

STの先輩と会えないことも多かったので、看護師さんからもご利用者への接し方などを教えてもらったりと、鍛えていただきました。厳しかったけれど、とてもいい経験ができたと思います。

『こどもげんきけいかく かなえる広場よつば』の立ち上げは、訪問看護ステーションに勤務していた頃から希望していたことでした。

地域で働く中で、言語療法のニーズは高いのにSTが常駐するデイサービスがいかに少ないか、身をもって体験したんです。訪問でも「やっとSTさんを見つけました!」とお声をいただくことが多くて。特に、言語の発達について困りごとを感じているお子様への支援が、後手後手になってしまっているのに危機感を覚えました。

枚方はエリアが広いので、市町村だけではすべてのお子さんには目が届かないのだと感じています。色々な理由で、なかなか相談できないという親御様も多いです。地域にひとつでも言語療法の拠点を作ることで「ここに相談すればいいんだ」と思える方が増えれば、とずっと考えていました。

どのようなサービスが最適か試行錯誤し、「児童発達支援」「放課後等デイサービス」「保育所等訪問支援」の3つを柱として、当施設を立ち上げました。

言語療法の未来に向けて

今後、言語療法を高めるためには、STの輪を広げることはとても重要だと考えています。

地域にはまだまだSTが少なく、小児分野では特にそうです。そういった課題を感じているのは私だけではないと思います。

ST同士で横の繋がりを持ち、状況を共有しながら一緒に課題解決に向かえるような場を作りたいという思いで、この度「地域ST研究会」を発足し、『地域ST勉強会 無料オンラインセミナー』を開催することにしました。

リハビリ職と呼ばれる「PT(理学療法士)」「OT(作業療法士)」「ST(言語聴覚士)」の中で、STは比較的新しい職種です。だからこそ抱える不安や悩みもあると思います。相談し合い、発信し合い、互いに切磋琢磨できる会にしていくので、ご興味ある方はぜひご参加ください。


地域ST研究会

言語聴覚士(以下ST)は他の専門職に比べて資格保持者がまだまだ少数です。地域にはSTが少なく、特に『小児分野』では慢性的に人手が不足しています。 私たちはST不足を地域の大きな課題の一つと捉え、皆さんとともに、解決に向けて取り組んでいきたいと思っています。

「地域には困っている子供たちが多くいる。そこに目を向けてくれる仲間(ST)が欲しい」
そんな想いから『地域ST研究会』を発足しました。

私達は『無料のオンラインセミナー(全6回シリーズ)』を開催することで、『地域の小児分野の現状』を知ってもらうことから始めることにしました。

地域ST研究会のLINEアカウントを始めました。

こちらで無料オンラインセミナーの開催日程など様々な情報を発信しています。

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こどもげんきけいかく かなえる広場よつば

施設名 こどもげんきけいかく かなえる広場よつば
事業内容 児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援
所在地 〒573-1192 枚方市西禁野二丁目2番28号 第一黒川ビル1F
TEL 072-805-6548
FAX 072-805-6547