世界で開発されているワクチンの種類と
日本に入ってくるワクチンについて
新型コロナウイルスのワクチン接種が話題となっていますが、具体的にどんなワクチンを受けるのか?を理解している方は多くないと思います。
そこで、今回は国内外でどのようなワクチンが作られ、日本ではどのワクチンを接種できるか、についてお伝えします。
1.国外で開発された新型コロナウイルスワクチンとその状況
厚生労働省が発表している資料によると、2020年1月20日現在では表にある企業がワクチン開発を実施しています。
国外の企業はそのほとんどが、大規模での臨床試験(治験)を実施しており、ファイザー社、アストラゼネカ社、モデルナ社で開発したワクチンは国外で接種が開始されています。
先ほど述べた3企業とはすでに正式契約が結ばれています(2021年1月20日現在)。
図表1、引用元:『厚生労働省、開発状況について』
2.国内で開発された新型コロナウイルスワクチンとその状況
国内の企業においては、現在、動物での研究や少人数での治験段階であり、年内の大規模での治験・ワクチン供給に向けて取り組まれています。
図表2、引用元:『厚生労働省、開発状況について』
以上の情報を簡単にまとめたものが下の表になります。
図表3、図表1、2を基に作成
次回は、日本に入ってきたワクチンの特徴・副作用についてお伝えしていきます。