新型コロナウイルスに対する基礎知識を身につけよう㉚

子どもに対する
コロナワクチンについて

こんにちは。
こどもげんきけいかく かなえる広場ひまわりの川﨑です。

令和3年5月から、全国的にご高齢の方から優先に一般向けのワクチン接種がはじまり、お子さんがいるご家庭では、子どもへのワクチンに関心がある方も多いのではないかと思います。

コロナウイルスの感染については、成人の感染者数と比較して少ないですが、子どもの感染も報告されています。

そこで、今回は子どもに対するワクチン接種について記事を書かせていただきます。

 

ワクチン接種可能年齢と研究

現時点で、ファイザー社のワクチンは接種日に満12歳以上、武田/モデルナ社のワクチン では満18歳以上が対象です。

今後の研究結果によりワクチン接種の対象年齢は広がる可能性もあります。すでに海外では生後6ヶ月~11歳を対象とした臨床試験も実施されています。

しかし、子どもに対するコロナワクチンの治験は始まったばかりで、まだ中長期的にどのような副反応が出るかはまだ明らかになっていません。

今、子どもたちにとって大切なのは、できる範囲での感染対策とウイルスに負けない体をつくることです。

 

子どもの感染予防

子どもにおける新型コロナウイルス感染症に関しては、大人と比べると感染者の報告が少ないため、まだ分かっていないことが多いです。

現在分かっている情報として、子どもが感染しても「症状が出ない」または「症状が軽い」ということです。

ただし、大人と比較しては少ないですが、重症化することもあるため、感染予防はしっかり行いましょう。

子どもの感染予防は基本的には大人と同じで、「手洗い・手指消毒」と密集・密接・密閉をそろえない「3密の回避」です。

また、子どもの感染経路としては家庭内感染が全体の77%と、最も多いため、保護者やご家族の方々がウイルスをもち帰らないことが大切です。※2

 

マスクと熱中症

マスクの着用に関しては、これから暑くなるにつれて熱中症に注意してください。

子どもたちは、汗腺をはじめとした体温調節の能力がまだ十分に発達していないために、熱中症のリスクが高くなります。また、地面が近いほど気温が高くなるため、子どもたちは、大人以上に暑い環境にいます。

特にマスクをしていると、喉や鼻が湿った状態になっているため、喉が渇いたと感じにくくなります。喉が渇いていなくても水分を摂るように促しましょう。

1日に必要な水分量としては表1をご覧ください。

あくまでも目安であり、食事に含まれる水分も含みます。※3

対象 体重1kgあたりに必要な1日の水分量
乳児(1歳くらいまで) 100~120㎖
幼児(1歳過ぎ~6歳くらいまで) 70~90㎖
学童(小学生以降) 60㎖

また、熱中症対策として、屋外で周囲の人と十分な距離を取れている場合はマスクを外すことが推奨されています。

十分な距離とは2m以上となっており、大人で3〜4歩、子どもで5歩あけた距離です。

 

まとめ

今回は子どもたちとコロナワクチンの現状を中心にお伝えいたしました。

すでにテレビやSNSで取り上げられており、内容をご存知の方も多かったかもしれません。
コロナの影響で子どもたちの生活にもたくさんの制約がかかっており、不安な毎日続きますね。

コロナを正しく知り、子どもたちが健やかに育てる環境を作っていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

かなえる広場ひまわり 作業療法士 川﨑

参考文献