『治療の場』に来られない方がいる。
もっと幅広く、人を看護したい。

かなえるリハビリ訪問看護ステーション岸和⽥ 主任 烏野あゆみ(看護師)

クリニックで勤務していた頃、自宅から移動することが困難になり、診療に来れない方がいらっしゃいました。そういった方々を在宅で応援できればと、訪問看護の世界に入ることを決めました。

まず感じたのは、病院と訪問看護では看護の種類が違うということです。訪問看護では、ご利用者の生活の場に入ります。対人関係の築き方、その入り口から病院とは違うなと感じました。

『看護』だけでなく、リハビリについても私たちは一緒に考えますし、『治療』『退院』といったゴールのない、長く続く『普段の生活』を支える仕事だと思います。


私の働き方

訪問看護では移動中に書類仕事をできるので、効率よく働くことができています。オンコールは1週間に2~3回持ちますが、鳴るとすればほとんど週末です。

かかりつけの先生に繋がらない際に、連絡が入ることが多いですね。

ただ、週によって持つ頻度も変動するので、他スタッフと調整しながら臨機応変に対応しています。

また、看護師同士でお互いサポートができるように、全員が同行訪問を行って、誰もがご利用者の窓口になれる体制を作っています。

1日の訪問件数については、私の場合はですが、入社後1年くらいで訪問件数は1日5件くらいになりました。ちょうどサテライトから事業所化するタイミングだったので、件数が増えるのも早かったんだと思います。

その後、入社2年で主任を打診されました。

最初は戸惑いが勝ちましたね。

他のスタッフに比べて、看護師経験がまだまだ足りていないという自覚はあったので。けれど、管理者と主任の役割について話し合い、それならばと、思い切って引き受けることにしました。


それぞれの強みを生かし、
みんなが活躍できる環境を目指したい。

まだ主任になって3ヶ月なので、その役割を自分の中でつかみきれていない部分はあります。

管理者のサポートを担うのが第一ですが、私としてはスタッフと管理者の間に立つクッションになりたいと考えています。

スタッフのスケジュール調整はもちろんですが、チームとしての動きをサポートするために、それぞれの強みを生かせる仕組み作りを心掛けています。

自分自身、子どもが小さいときに働き方で悩んでいたので、そういった生活背景も踏まえ、スタッフが無理なく働ける環境にしています。みんなが気持ちよく働ける職場って素敵じゃないですか? それぞれできることを目一杯してもらって、できないところは他のメンバーでフォローする。

お互いさまの精神で助け合える『チーム』なんです。

訪問看護師になってから、フットケアの重要性に目を向けるようになり、

自分の強みを作るために足爪補正士の資格を取得しました。

ご利用者の生活を支える重要なファクターとして、今後フットケアを広めていきたいと思っています。

【略歴】

一般職で社会人経験を積んだ後、看護学校に入学。
公的病院・民間病院で2年、クリニックにて1年半経験を積み、
在宅生活を支援したいという思いから、2019年3月から訪問看護の世界に入る。